パパ活と援助交際の違いって?それぞれの特徴・目的を徹底解説

「パパ活に興味があるけれど、結局は援助交際と同じなんじゃないの?」
と不安になってパパ活に一歩踏み切れない方もいらっしゃるでしょう。

そこでこの記事では、パパ活と援助交際の違いを徹底解説します!

目次

パパ活と援交の違いとは

1990年代頃、日本では全国のあちこち援助交際が行われるようになりました。
それを略した「援交」という言葉は流行語にもなり、社会現象にもなったほどです。

2010年代になると、新たに「パパ活」という言葉が誕生。
メディアにも多く取り上げてはいるのですが、援交との違いを把握できていない人も少なくないかもしれません。

「パパ活」と「援交」には、どのような違いがあるのでしょうか。

援交は不特定多数と金銭目的でおこなうもの

裕福な男性と女性が付き合ってお金を貢いでもらうという交際の形は、太古の昔から存在しました。
たとえば、一国の王の愛人となった女性は枚挙に暇がありません。

そもそも、男性からお金をもらう代わりに性行為をするというのは、一般的に言えば売春です。売春をしているような女性は世間的に見ればイメージが悪くならざるを得ません。

不特定多数の男性と交わっているだけでも不健全なのに、そのうえ対価を貰っているとなれば、さらに白い目を向けられてしまいます。

女性たちも売春が好ましいことでないことはわかっていました。とはいえ、彼女たちにもお金は必要だったため、自分たちは男性たちに援助してもらいながら暮らしている、と言葉を言い換えることで罪悪感を紛らわせたのです。

パパ活はあくまでも年上男性との交流が目的

不特定多数と金銭目的で関係を持つのが「援交」とご説明しました。その一方「パパ活」は年上の男性との交流が主な目的。交際する対価としてお金がもらえるのは共通ですが、根本的に目的が異なります。

現在30代以降の大人たちは、援助交際ブームを知っている世代です。そのため、パパ活が流行し始めると、彼らは”交際の対価として金銭をもらう=援交”と誤解をして「援助交際がまた流行しはじめている」と疑いの目を向けました。

確かに、男性と女性の間で金銭のやり取りがある点はどちらも同じです。一般的に「若い女性が危険な目にあっているのでは?」と、警戒されても仕方がないのかもしれません。

パパ活と援交、男女の関係性も違う

パパ活と援交、男女の関係性も違う

パパ活と援助交際は、目的のほかにも「男女の関係性」が異なります。

割り切るのが援交

先ほども紹介したように「パパ活」は年上の男性との交流を楽しむのが目的。パパ活の過程でお相手の男性を好きになってしまう女性も少なからずいらっしゃいます。

その一方で援助交際の場合は、デートなどはせず、すぐにホテルに行って性行為に至るのが基本的な流れ。いわゆる「割り切った関係」で終了ですので、お相手を好きになる可能性は低いといって良いでしょう。

援交はお相手の男性のことをよく知らないまま体を交えることがほとんど。ですので、恋愛関係には発展しづらいでしょう。

真剣交際の可能性もあるのがパパ活

それに対して「パパ活」は肉体関係は持たず、お互いの人格や品性を知るためにデートすることも少なくありません。その過程の中で「この人は好感が持てる」とお相手に惹かれる可能性は十分にあります。

もちろん、援助交際においても何度かやり取りを続けた結果、本気の交際にまで至ったという例はないわけではありません。

とはいえ、おおむね援助交際は一夜限り、パパ活はその後も交際が続く可能性があるということは言えるでしょう。

安全にパパ活するための注意点

安全にパパ活するための注意点

ここまで、援助交際とパパ活の様々な違いについて解説してきました。

このように、同じもののようで大きな違いがある援助交際とパパ活ですが、こうした認識はまだまだ一般化しているとは言い切れません。

未成年のパパ活・援交は犯罪になる可能性大

1990年代に援助交際が問題視された理由として”未成年の女性が積極的に手を染めている”という状況にありました。

そのため、政府は1999年に新たに児童買春・児童ポルノ禁止法を制定し、未成年の売春を禁止。これによって、未成年の援助交際は急速に衰退しました。

現在も監視の目をかいくぐって未成年を……と考えている方もいらっしゃるようですが、未成年の買春と性行為に及んだら、児童買春禁止法に抵触し、逮捕されてしまいます。

パパ活も同様で、未成年が行ってしまうと、誘拐罪や児童福祉法違反、各自治体の青少年健全育成条例違反となり、逮捕される可能性があります。

「パパ活はデートや食事をするだけ。未成年相手でも逮捕される可能性はほぼない」というわけではありません。パパ活は20歳になってから、専門のサイト・アプリで行いましょう。

援助交際とパパ活を混同している人とは会わない

パパ活のパパ世代の男性のなかには「パパ活は援助交際と似たようなものだろう」と思い込んでいる人も少なからずいるようです。

男性は肉体関係を含めた付き合いを求めていたのに、女性はそのつもりがなかった、という認識違いで口論になったとの報告もあります。

仮に肉体関係を求められたとして、すんなり断られたらそれに越したことはありません。とはいえ、中にはあの手この手で性行為にまで持ち込もうとする男性もいますので注意しましょう。

乱暴な手段を使うのはもちろんのこと「じゃあ追加料金を払うから」と甘い誘い文句を使って女性をたぶらかそうとする人もいるのです。

このような男性とパパ活をしないためにも、実際に会う前に「私がやりたいのはパパ活であって、援助交際ではありません」と態度を明確にしておきましょう。それでもお相手が文句や態度を変えてきたら、ブロックしてしまってかまいません。いくら条件が良い人であっても。直接会わないようにしてくださいね。

パパ活に特化したサービスで出会うようにする

先ほどは女性が注意するケースを紹介しましたが、これについては男性も例外ではありません。

もちろん、相手の女性がすでに成人しているのならば法律上の問題はありません。注意すべきなのは、お相手が未成年だった場合です。

そもそもパパ活専門サイトやアプリは18歳以上からしか利用できませんが、それ以外の場所で出会った女性の場合、自称19歳や20歳の未成年ということもあり得ます。
仮にお相手が金銭的なやり取りがなかろうと、成人した男性と未成年の女性が体を交えてしまえば、犯罪となってしまうでしょう。

「本当はそんなつもりはなかったけれどせっかくの機会だから」と軽い気持ちで性行為に及んでしまって、逮捕されるようなことになったら人生を棒に振ってしまいます。このような事態に巻き込まれないよう、パパ活は専門サイトやアプリで行うようにしましょう。

まとめ

パパ活はまだできて日が浅い言葉です。それゆえに意味がよくわからないまま、パパ活に偏見を持っている人もいらっしゃいます。

見切り発車では何事もうまくいきません。
パパ活を始める際は、手短なところにあるSNSや世間の声に惑わされることないよう、ご自分でいろいろ調べたうえで始めてみましょう!

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この記事を書いた人

パパ活歴3年。パパ活女子の中では、もう若くない年齢になってしまいました。これまでの経験をもとにして、これからP活を始める女性や男性に役立つ情報をお届けしたいと思います。

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